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トライデントデザインコンテスト【インテリア部門】 結果発表

2023.02.16

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 全国の高校生のみなさん、本当にありがとうございました。総数464作品のご応募をいただきました。

 

 

 このコンテストは一番身近なインテリアである「イス」を題材に「デザインすること」の楽しさや

おもしろさを感じてもらうコンテストです。

 

 若い感性であふれた作品の数々に、業界で活躍されている審査員の方々もワクワクしながら審査を行っていました。

受賞された方も、残念ながら入賞できなかった方も、引き続き感性を磨いていってほしいと思います。

 

 

 ご協賛企業、コンテスト概要はこちら。     

 

 

   

              

  

受賞作品一覧

グランプリ・準グランプリ

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作品講評

・グランプリ

 このイスは"土を使ったイス"で、土を使うという発想がとても良い。

土は地球上のほとんどの所に存在し、人種を超え、誰にでも、どんな形も作ることが可能です。

 雪まつりのように、雪でイスを作る、氷でイスを作ることはあるのですが、季節要因が大きく作用する。

土は世界中どこにでもあり、季節に関わる事がなく、環境破壊もない。その土で作ったイスに草花の種をまき、

成長を一緒に楽しむことは、人の心を豊かにする。草花で土のイスを覆いかぶせ、出来上がった草花のイスは

視覚的にも楽しそう。

 子供から老人まで、草花の中に埋もれ、寝ころび、座るイスは、人の心を開放させ、無邪気に楽しむことが

出来ることも良い。

 現在のストレスの多い社会には、需要の広がりを予感させる。

 

 

・準グランプリ

 人間が自ら作り出し、その誤った廃棄の選択から地球の生態系に大きなダメージを与えているひとつに

プラスチックによる海洋汚染がある。作者はイスのデザインというテーマと、この社会の課題を

関係付けることで、デザインから発信する環境問題として捉えることにチャレンジしている。

 今後のデザイン活動のあり方に一石を投じている。

 

              

            

 

奨励賞

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作品講評

・奨励賞(山田 梨夏さん)

  今回のテーマに大変即している作品です。

 ラバーウッドについて良く勉強している事がわかります。そして紙管との組み合わせなど、社会で注目されている材料を

取り入れ、更に感覚と機能にも注目しながら、自分なりの感性をもってデザインしたとても良い作品だと思います。

 

 

 

・奨励賞(石田 優月さん)

 室内環境の改善にすごく役立ちそうな発想に拍手! 夜ほのかに光るのも、とてもおしゃれな空間の演出となりそうです。

 実はコケにはいろいろな可能性があり、研究も盛んです。

 インテリアに活用することも考えられていますが、とても可能性を感じる素晴らしいアイディアだと思います。

 これをベースにもっともっと、ぜひ考えてくださいね。

 

 

・奨励賞(酒向 藍良さん)

 現在インターネットの普及により、オンラインショッピングで購入した商品の梱包材に使用されている

段ボールが急増しているのが問題となっています。

 段ボールを梱包用としてだけでなく、様々な利用用途に活用できたらいいなと思っています。

 この作品のように、可愛いデザインの段ボールでできたイスが世の中にあふれるといいなと思い、

選ばせていただきました。

 

  

 

校長賞・日本インテリアプランナー協会 中部賞

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作品講評

・校長賞

 水に座るという発想がとても面白い。この作品を観た途端、水でタプンタプンの椅子に座る風景が頭に

浮かんできました。でも、ポリカーボネート製だから、硬い椅子を想定しているのかな?

 木の椅子は目新しさは正直言ってないのだけれど、手触りがとても良さそうな木の椅子。

 水と木に包まれて座ったら、優雅な時間を過ごせそう。

 

 

・日本インテリアプランナー協会 中部賞

 発送、形、機能など、大変シンプルにまとめています。製作するにあたって時限可能で更に

発展させていく可能性を沢山もっていると思われます。

 シンプルにまとめることは難しいといえますが、今回のテーマに沿って良く考えられた作品です。

 

審査員特別賞

 

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作品講評

・近藤一幸賞

 竹を使ったイスのデザインを考えたことは意義がある。

 竹林は北海道や青森あたりを除き、全国にまたがっており、特に温暖の九州、四国には多くある。

 以前は食材としてのタケノコや、竹を利用した生活道具や建材に多く使われていた。しかし最近は

プラスチックや木材の安価な加工品が外国から入り、競争力を失っている。そのため竹の使用量が減り、

竹林が放置されている。

 竹は竹自身に栄養を蓄えるのでなく、竹の根に蓄え、広がり、林や森の木々にも根を伸ばしていく。

竹を材料に選んだことはとても良い。

 デザインから見たイスですが、円形で体を包み込み、中に座る方には落ち着きを感じる事でしょう。

 全体のプロポーションも良く、心地よい椅子になることと思います。

 このイスを原型に、広がりを期待しています。

 

・黒河優子賞

 デジタルネイチャー世代である作者ゆえに、普段から抱いているであろうデジタルに依存する漠然とした不安と、

そこから開放されたいという思いから、自分を包みこみ癒しを与えてくれる空間として捕らえた「無意識のいす」

というテーマにたどり着いた。現代の同世代が抱える問題に、自ら取り組んだ意欲を評価したい。

 

・内藤惠子賞

 いつ起きるか分からない災害に備えて、色々な対策が取られていますが、災害時には十分活用できることを

前提にしながら、日常に十分な機能と快適な役割を果たすことが重要だと思います。

 そんな目的にあったとても良い発想であり、実現可能な作品だと思います。

 

・松本佳津賞

 椅子と人と地球のすてきな関係がよく表れています。

 ある日突然表れた椅子が、人どおしのつながりからどんどん増えていく~

世界中のあちこちにあったら楽しくて、戦争なんて起こらないですよね!

 インテリアの語源は「内部の、内面の」です。

 椅子とモノではなく、もはや地球の、人の一部として考え、さらにすてきな

インテリアとして、とらえられているところをとても評価します。

 

 

・田淵智子賞

 極力無駄を省いた非常にシンプルなデザインです。
 ゴミとなってしまうペットボトルをそのまま活用し、金属性の支柱に口の部分を回して差し込むアイデアは

驚かされました。
 冷えた水を入れたり、凍らせたペットボトルを差し込めば、夏は過ごしやすいイスになり、

あたたかい水を入れれば、冬には快適なイスに変化したりと、季節を問わず有効活用できそうです。
 耐久性は少し心配ではありますが、ここがクリアになれば実現可能かも⁉と感じさせてくれる作品です。

 

 

 

入選

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トライデント賞

(50音順)

青砥 かのんさん(名古屋市立工芸高校3年)

阿部 春輝さん(愛西工科高校3年)

伊藤 悠那さん(瑞浪高校2年)

岩田 薫美さん(一宮起工科高校2年)

小川 紗季さん(一宮起工科高校2年)

片桐 里菜さん(一色高校1年)

加藤 大雅さん(名古屋市立工芸高校2年)

佐々木 あすみさん(浜松工業高校2年)

末次 彩葉さん(藤ノ花女子高校1年)

鈴木 陸斗さん(浜松工業高校2年)

高橋 亜弥さん(瑞浪高校2年)

高橋 花果さん(岐阜工業高校2年)

中嶋 かのんさん(名古屋市立工芸高校3年)

平野 紅葉さん(一色高校2年)

藤井 明日香さん(岡崎工科高校2年)

藤井 紅香さん(杏和高校3年)

船江 夏海さん(岐阜工業高校2年)

堀江 柊さん(一宮起工科高校2年)

牧田 彩菜さん(杏和高校3年)

松田 侑也さん(浜松工業高校2年)

松本 芽和さん(佐屋高校2年)

水鳥 華乃彩さん(浜松工業高校3年)

村井 明香里さん(高浜高校1年)

村木 孝陽さん(浜松工業高校2年)

村山 礼奈さん(名古屋市立工芸高校1年)

渡邊 なみさん(名古屋市立工芸高校2年)

 

 

 

 

 

おめでとうございます!

賞品は順次お送りいたします。

 

 

 

 

開催概要

グランプリ賞品および提供企業の紹介

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"健康デザイン"をテーマに、病院・高齢者施設の家具専門メーカー「ナゼロ株式会社」

 

 

 デザインから製造まで一貫した独自性の高い家具メーカー。患者さんをはじめ、誰もが安全で快適に使うことができる家具を製造しています。

 また世界的に著名な椅子のコレクションを持ち"デザイン"の感性を常に大切にしています。

 

 今年のグランプリ賞品は、イタリアADRIAN BALUTTOのデザイン。

 ゆるやかなカーブが、人の身体に合わせた座り心地のよい美しさと機能性を兼ね備えたデザイナーズチェア。

 

主催

学校法人 河合塾学園 トライデントデザイン専門学校

 

協賛・協力(50音順)

セントラル画材株式会社/ターナー色彩株式会社/株式会社ターレンスジャパン/株式会社大和工芸/ちくさ正文館書店/日建学院 名古屋校/日本インテリアプランナー協会 中部/ナゼロ株式会社/株式会社バウハウス丸栄/バニーコルアート株式会社/ブラザー工業株式会社/株式会社プリマヴェーラ/ホルベイン画材株式会社/マルマン株式会社/株式会社ミューズ

 

 

 

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